2021-06-01

自分の頭で考える

折り紙作家の Riki Saito です。
このページに来ていただきありがとうございます。

この記事では自分の頭で考えることについてお話しします。

ちなみにアイコンのエイリアンは、わたしの折り紙作品です。

発想の手法

わたしは、子供の頃から折り紙を創作してきました。その数は500作以上になります。

その活動の中で、自分なりに発想する為の手法を編み出してきたつもりです。

その発想の手法を、このブログで言葉にすることで、これから創作や発想をしてみたい人へのヒントになればと考えました。

今日のテーマは自分の頭で考えるです。

第1回目なので手法というより、もっと基本的な部分について。

では早速はじめます👽

自分で考えること

創作や発想をするには、当然ですが、自分の頭で考えることが必要になります。

わたし的に、自分で考えるというのは目的地は分かっているけど、そこまでの道を知らないで歩いて行くことに似ていると思います。

何もわからないまま、出発してみると行き止まりがあったり、目的地を見失ったり、目の前に目的地が見えたと思ったら遠回りしないと行けそうにもない。

そんな状況を幾度も繰り返しているうちに、いつの間にか目的地に到着していた。

これがわたしが思う、自分で考えるということのイメージです。

出来上がった作品だけをみると、この人は頭がいいから、ぱぱっとすんなりと思いついたのかなと思いたくなりますが、実はその創り出す過程は試行錯誤の繰り返しでぜんぜん綺麗なものではないことが多いと思います。

スマホのような便利な道具を使えば、簡単に道を調べられ迷わずたどり着けます。

でも、迷わない人、迷いたくない人は試行錯誤の時間がないため自分で考える力は伸びないでしょう。

では、どうすればいい?

自分で考える能力というのは自分で考えているその時間にしか伸びないと思います。

なので、ある意味では教えることはできません。考えてみるしかないからです。

もし創作がしたい、発想ができるようになりたいと思うのであれば

自分の力で、ヒントなしで結果に辿り着けるように訓練するのが効果的です。

その力さえあれば、あとは、ほんの少しの勇気を出すだけです。

なので皆さんにやってみて欲しいことは、簡単に言えば

迷ってみてください

ということです。しかも自分1人で。

例えば折り紙で言うと、折り紙作家さんの作品を出来上がりの写真だけをみて折ってみる。

これってすごく難しいですよね👽

でも、できなくていいんです。

私も他の作家さんの作品全てを手順を見ないで、折れるとは自信を持って言えません。

できるできないではなくて

完成形を目指してああでもない、こうでもないと試行錯誤して迷っているその時間に考える力が伸びているはずです。

できないからと落ち込むのではなく考えてみることに意味があると発想の転換をして取り組んでみてください。

他の例も挙げてみましょう。

写真撮影にしますね。(私の趣味なだけですが)

自分の身近な場所で撮られた評価の高い写真があるとします。インスタのいいなと思う写真でもいいです。

例えば、近場の観光地の写真ですね。

それを自分の力だけで同じように撮ってみることにします。

そうすると、どの季節、どの時間、どこに立って撮ったのか、どんなレンズを使ったのか、三脚の高さはどのくらいかなど、いろいろな点で考える訓練になります。

これも、もちろん同じように撮れるかは大事ではありません。

撮影する時に、今までと違う可能性が考えられるようになることが大事です。

自分で考えてみる前には、考えられていなかったことに気づけたかが大事です。

この2つの例は

自分の頭を使って、真似してみようということです。

ただ言われた通りに真似をするのとは頭の使い方が全く違います。

ぜひ自分の分野や生活に当てはめてみてくださいね👽

結論

繰り返しますが、自分の頭で考えられるようになるには

答えをすぐに聞かず、遠回りしたり壁にぶつかってみたり、試行錯誤する時間が重要です。

今まで自分で考えてこなかったなという方は、少しの時間でも良いので自分でああでもないこうでもないと考えてみる時間を作ってみてください。

その一見遠回りに思える行動が実は自分で考えられるようになる一番の近道だと思います。

周りを見ていてもそうですが、創作を楽しんでいる人というのは遠回りしたり、迷うことそれ自体に喜びを見出しているのだなと思います。

目的地にたどり着くより、その途中でウロウロすることが楽しくなっている状態です。

楽しいので強制されたわけでなく、1年中、毎日24時間考えていることもあります。それでも足りないくらいでしょう。

また時には最初の目的地を忘れてしまうこともあるし、気づくと違うところにたどり着いていることも頻繁に起こります。

そういう人は答えを教えてもらっても嬉しくないし、つまらないと感じます。

それは自分で考える余地がなくなってしまうからですね。

映画のネタバレをされたような気分に似ている気がします。

と、ここまで自分の頭で考えることについて書いてきました。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

またお会いしましょう。

まとめ

自分で考える能力は、自分で考えている時間にしか伸びない

考えられるようになるには、すぐに答えを見ずに自分の力で試行錯誤する時間を作るのが近道

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